大切な我が家の防犯対策で
「窓の対策って、防犯フィルムを貼るだけでいいの?」
そう思っていませんか?
実は、住宅の窓には防犯だけでなく、台風や地震など自然災害への対策も重要です。
警察庁の調査では住宅への侵入手口の約35%が窓からの侵入というデータもあり、さらに近年は気候変動による災害の激甚化で、窓の防災対策の重要性も高まっています。
では、防犯と防災、両方の備えとして、どのような窓の対策が効果的なのでしょうか?
住宅リフォームのプロフェッショナルとして30年の実績を持つ当社が、メッシュ入りガラス、防犯フィルム、シャッターなど、最新の対策方法と費用をご紹介します。
窓の弱点と対策の必要性
見落としがちな窓の課題
防犯面での弱点
・ガラス自体が破壊されやすい
・防音性能の高さで異常に気付きにくい
・網戸があり、破壊音が軽減される
防災面での弱点
・台風時の飛来物による破損リスク
・地震時のガラス破損・飛散の危険
・避難経路としての機能を失う可能性
プロが教える!総合的な窓の対策
防犯フィルムでコストを抑える
1. 防犯フィルムの種類と特徴
標準タイプ(厚さ0.1mm前後)
・基本的な飛散防止効果
・侵入までの時間:約2分
・費用目安:1㎡あたり12,000円~15,000円
・一般的な掃出し窓(2㎡)で約3万円
高性能タイプ(厚さ0.2mm以上)
・破壊に対する高い抵抗力
・侵入までの時間:約5分
・費用目安:1㎡あたり18,000円~22,000円
・一般的な掃出し窓(2㎡)で約4.5万円
メッシュ入りガラスで防犯・防災を両立
2. メッシュ入りガラスの種類と特徴
網入りガラス
・ガラス内部に金網を入れた強化構造
・台風や地震時の飛散防止効果
・侵入までの時間:約3分
・費用目安:1㎡あたり25,000円~30,000円
・一般的な掃出し窓(2㎡)で約6万円
複層防犯ガラス
・防犯メッシュと強化ガラスの組み合わせ
・最高レベルの防犯性能
・断熱・防音効果も期待できる
・費用目安:1㎡あたり35,000円~45,000円
・一般的な掃出し窓(2㎡)で約9万円
メッシュ入りガラスのメリット
・防犯効果:破壊に対する高い抵抗力
・防災効果:台風・地震に強い
・断熱効果:結露軽減、省エネ効果
防犯シャッターで最高レベルの安全性
3. シャッターの種類と費用
手動式シャッター
・停電時も使用可能
・1窓あたり25万円~35万円(施工費込み)
・既存サッシの状態により価格変動あり
電動式シャッター
・リモコン操作で便利
・1窓あたり35万円~45万円(施工費込み)
・スマートフォン連携可能
・電気工事費は別途必要
予算別おすすめプラン
ベーシックプラン(30万円程度)
・1階主要窓(2か所)への高性能防犯フィルム施工
・簡易センサーの設置
防犯・防災の基本的な備え
スタンダードプラン(80万円程度)
・1階主要窓(2か所)へのメッシュ入りガラス設置
・その他窓への防犯フィルム施工
防犯・防災のバランスの取れた対策
プレミアムプラン(150万円程度)
・1階全窓(3か所)への電動シャッター設置
・2階窓へのメッシュ入りガラス設置
・スマートフォン連携システム
最高レベルの防犯・防災性能
補助金情報
自治体別の補助金制度(2024年首都圏の例)
・品川区:防犯設備設置で工事費用の30%(上限20万円)
・大田区:防災を含む窓改修で最大30万円
・世田谷区:高齢者世帯は工事費の50%補助
・港区:防犯・防災改修で費用の40%
防災対策を含めることで、補助金の対象範囲が広がる可能性があります
まとめ:我が家に合った窓の対策を
窓の対策は、防犯・防災どちらか一方ではなく、総合的な視点で選ぶことが重要です。
特に近年は、台風の大型化や防犯性能の必要性から、メッシュ入りガラスのような多機能な選択肢も増えています。
予算と相談しながら、効果の高い対策から順に進めていくことをおすすめします。
まずは無料診断で、お客様の住まいに最適な対策をプロの視点からご提案させていただきます。
当社では、お客様の生活スタイルとご予算に合わせた、バランスの取れた窓の対策プランをご提案いたします。
ご家族の「安心」のために、私たちのノウハウをお役立てください。