住まいを健診(リフォーム)で長持ちに!

人の健康と同じように、住まいも手遅れにならないように、こまめな定期健診を行うことをおすすめします。

住まいは建っぱなしではなく、定期的に点検・診断しながら、適切な処置を施していけば、数十年、半永久的に長持ちすることができます。

住まいの点検お忘れなく!

長い付き合いのお宅から「コンセントが熱い」との連絡があり、点検にお伺いするとコンセントとプレートが変色変形していました。

炭化も始まり、焦げて発煙発火の一歩手前の状態。

かなり危険な状態でした。このまま放置していたら・・・汗。

住宅をせっかくリフォームしても、電気製品の不具合で火災など重大な災害を起こしてしまう場合があります。

エアコン・扇風機、冷蔵庫、温風ヒーター・コタツなど長時間使用している電気製品は特に定期的な点検が必要です。

電気製品が原因で起こる住宅火災で多いのが電気製品本体の不具合による出火コンセントに付着したホコリに引火する場合があります。

コンセント不良

こうなる前に、まず一部屋ずつコンセントの点検をしておくと安心です。

今回は火災予防のために長時間使っている電気製品と電気コード・コンセント周りの点検についてまとめてみました。

長時間使用している電気製品をチェック!

アース線の取り付け

アース線とは器具が万が一故障した時や漏電した場合に、感電を防ぐために取り付けます。

特に水を使う場所の電気器具(洗濯機・食器乾燥機)には、必ずアースをつけましょう。

コンセント アース

電子レンジ・冷蔵庫も念のためアース線を接続しておくことおすすめします。

コンセントチェック・コンセントを抜く時の注意

基本的なことですが、電気に水は禁物です。

体が水に濡れていると電気が通りやすくなりますので、手や足が濡れたままで、電気器具やコンセントには触れないで下さい。

電気コードは曲げない、束ねない

電気コードは熱損・火災の原因になりますので、束ねて使用しないでください。

また、長いコードをよく巻いたまま束ねて使用している場合がありますが、

電気コードはコイルと同じで、高熱になりますのでご注意ください。

また、巻いた電気コードは電気代も高くなると電気屋さんに助言されたことがあります。

タコ足配線は、火災の原因

接続された電気機器を同時に使った場合、電流が多く流れて火災の危険が高まります。

同時使用を防ぐためにもタコ足配線にならないよう別のコンセントを使いましょう。

また、リフォームの場合にはどこにどんな電気製品を置くのか、予想図を書いておくと

電気屋さんはそれに応じてコンセントの配置を決めれます。

ホコリで火事!トラッキング現象

小さなホコリも火災の原因になります。

コンセントには普段からホコリを取り除いたり、水がかからないようにしましょう。

古くなったプラグやコードは使用しない

古くなったプラグや電気コード、傷ついたコードは接続不良になり、火災の原因になります。直ちに使用を停止してください。

電気コードに重たい家具が乗っていないか?

電気コードは椅子の足やソファーの足などで踏まないようにしてください。

また、重たい家具などの下に敷いていたり、扉に挟んでいたり、ひっぱるなどの無理な使い方は、漏電、発熱の原因となります。

電気コードは丁寧に扱いましょう。

コンセント火事

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リチウム電池の火災問題:その背景と解決策

リチウム電池の普及に伴い、発熱による火災が増加しています。その原因と効果的な対策について探ります。

リチウム電池が引き起こす発熱の原因

リチウム電池は、その高いエネルギー密度と効率性から多くの電子機器に使用されています。しかし、その特性が逆に危険を引き起こす場合があります。

内部短絡

内部短絡は、リチウム電池の火災の主要な原因です。これは、電池内の異物や製造上の欠陥により、正極と負極が接触することで発生します。

過充電

過充電は電池の寿命を縮め、さらに危険をもたらします。電池が充電容量を超えて充電されると、発熱しやすくなります。

高温下での放置

直射日光や、車のダッシュボードなど、高温が予想させる場所に機器を放置しないようにしてください。

外部の衝撃

電池が落下したり、強い衝撃を受けると内部構造が損傷し、火災のリスクが増加します。
スマホや冷風ファンなど、落としたらバッテリーが高温になっていないか確認し、異常がある場合は、購入先に問い合わせください。使用しなくても数時間後に発火する可能性もあります。

火災を防ぐための対策

火災を防ぐための効果的な対策を実施することが重要です。

適切な充電環境

適切な充電環境を整えることで、火災のリスクを大幅に減少させることができます。高温下での充電を避け、認定された充電器を使用することが推奨されます。

定期的な点検

電池の定期的な点検は、異常を早期に発見するために重要です。膨張や変形などの兆候が見られた場合は、直ちに使用を中止し、専門家に相談することが必要です。

安全な保管

電池を長期間使用しない場合は、冷暗所で保管することが安全です。また、直接の太陽光を避け、金属製品と接触しないようにすることも大切です。

安全な未来を目指して

リチウム電池の火災を防ぐためには、日常的な注意と予防策が不可欠です。これらの対策を講じることで、私たちはより安全な未来を実現することができるでしょう。

電気製品・電気コードのチェックのまとめ

以上、今回は長時間使っている電気製品と電気コード・コンセント周りの点検・リチウム電池の危険性についてお伝えしました。

コンセント周り・電気コードの損傷など、ちょっとしたことですが、実際に火事の原因になっています。

また、古い電化製品、電気器具もこの際年式などをチェックしてみましょう。

使い捨てを奨励しているわけではありませんが、

エアコン・冷蔵庫など、性能も格段に良くなり、電気料ですぐ元が取れる製品もあります。

大切な命と住居を守るためにも、住宅の日々の安全点検を家族みんなで行うことにより、

防災の知識と意識を高めることにつながります。

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