キッチンリフォームをお考えの際に、ぜひ選択肢に入れてほしいのが「IHクッキングヒーター」です。
「今まで使っているガスコンロの方が使いやすいわ」
と思われるかもしれませんが、おすすめするには次のような理由があるからです。
キッチンリフォーム IHクッキングヒーターがおすすめ
例えば、東京練馬区の総人口739,435人に対して、高齢者(65歳以上)の人口が160,491人、21.70%を占めています。
(令和2年(2020年)1月現在)
そのうちの8万世帯が単身、あるいは高齢夫婦のみで暮らしているということです。
高齢の方の世帯に「ラク家事」と「うっかり防止」の両面からIHクッキングヒーターへのお取替えをおすすめをいたします。
おすすめの理由その1:お手入れが楽に!
何と言ってもお手入れがラクになります!
こびりついた頑固な油汚れ、凹凸の多いゴトクの掃除など、ガスコンロの掃除は大変です。
IHならサッと拭くだけ!「お手入れが数倍時短でしかも楽になります。」
IHクッキングヒーターは天板にゴトクなどの凹凸がないので、吹きこぼれても、サッと拭くだけ。
いつも清潔、キレイが保たれます。キレイが続けば、設備も長持ちします!
おすすめの理由その2:コンロによる火災を未然に回避!
火事の主な出火原因
建物火災の出火原因は、毎年1位が「コンロからの出火」になります。
他にもガス漏れによる中毒や爆発のキケンも潜んでいます。
炎”が見えなくなるキケン
消し忘れなんか一度もないという人も、こんなヒヤッとした経験はありませんか?
それは、コンロの炎が見えないこと。
老人性白内障が進行すると、「黄色の色素」が溜まります。
その結果、青い色が見えにくくなるため、火が付いているのに気づかなくなることが出てくるのです。
老人性白内障は、50歳代で60%、85歳以上で100%といわれています。
IHなら「安全機能」がキケンを防止してくれます!
IHクッキングヒーターは火を使わないので、消し忘れ・吹きこぼれの心配がなくなり、安心・安全に家事をすることができるのです。
IHクッキングヒーターのデメリット
一見万能かと思われるIHクッキングヒーターですが、次のようなデメリットも認識しておく必要があります。
- 停電時には使用できない。
- 鍋やフライパンはIH対応のものしか選べなくなる(中華鍋、土鍋は使えない)。
- 火は出ないが、調理後熱くなったヒーターの上に手を置いてしまうと火傷をする可能性がある。
- 表面だけを焼く、炙ることができないので、焦げ目をつけたり、直火を必要とする料理には不向き。
これらのデメリットも卓上コンロやオーブンレンジなどで補うこともできるので、特に不便に感じることもないでしょう。
東京都のキッチンリフォームでIH費用の相場
東京都のキッチンリフォームでIHコンロ交換の費用は、一般的に50万円~300万円程度が目安となります。
50万円以下の場合は、IHコンロやレンジフードなどの部分的な交換が中心となります。
60%の人が900,000円以下でキッチンリフォームを行っているとの調査結果もあります。
IHコンロ交換の費用内訳
IHコンロ本体の交換費用: 20,000円~100,000円程度
レンジフードの交換費用: 30,000円~150,000円程度
配管工事や電気工事など: 50,000円~150,000円程度
その他の注意点
ガスコンロからIHコンロへの変更の場合、ガス管の撤去や新しい電源工事が必要となり、追加費用がかかります。
キッチンのリフォーム・ IHクッキングヒーターのまとめ
おわりにIHクッキングヒーターの機能をまとめました。
空焼き自動OFF機能
極とろ火立ち消え無し
吹きこぼれ防止機能
従来のコンロからIHクッキングヒーターにリフォームするだけで、
とろ火がいつの間にか消えてしまった!
吹きこぼれで火が消えた!
などの心配やうっかりミスを未然に防止してくれます。
しかもお手入れが楽になるので、高齢の方は大助かりと評判がいいようです。
いかがでしたか?
キッチンのリフォーム時にIHクッキングヒーターをおすすめする理由がお分かりになられたでしょうか?
毎日利用するキッチン、若い人でも1回や2回はコンロの火の消し忘れの経験はあるのではないでしょうか。
ましては高齢になると、なおさらうっかりが増えてくるのも当然です。
でも、その1回のうっかりミスで大切な命と住まいというかけがえのない財産を一瞬にして失ってしまうのです。
IHクッキングヒーターは我が家を守るだけでなく、遠くに暮らす子供たちにも安心を与えることになります。
ぜひこの機会にIHクッキングヒーターへのリフォームを考えてみてはいかがでしょうか?