トイレは毎日の生活に欠かせない大切な空間ですが、「掃除に困っている」「狭くて使い勝手が悪い」などの多くの悩みが寄せられます。

来客が利用する時は臭いや汚れが気になる場所でもあります。

家主
年月が経つと、壁紙はくすみ、剥げかかったり、便器やタンク周りの手の届かないところにホコリや臭いの原因元が頑固にこびりつくのよね!

定期的に掃除をしているにもかかわらず、どこからかアンモニア臭が漂ったりと、狭い、臭い、暗い、汚いそんなイメージがつきまとい、住まいの中でも悩みが尽きない箇所ではないでしょうか?

又、快適なはずのシャワートイレ・温水洗浄便座も数年使えば、電化製品ですので故障や不調も確実に出てきます。

一日のスタート切る重要な空間ですから、トイレの悩みなんとか改善したいものです。

今回はトイレリフォームの前に押さえておきたい「トイレのリフォーム費用の相場」「トイレリフォームのチェックポイント」「トイレリフォームの流れ」「トイレの臭いの主な原因」をまとめましたので、ぜひ参考になさってください。

トイレのリフォーム費用の相場

男子社員
トイレのリフォームには10~80万円と価格の幅がありますが、これはトイレ便器本体の機能、内装工事内容によって異なります。
女子社員
20万円~30万円が最も多い価格帯になります。

1、既存のトイレに暖房温水洗浄便座を追加するだけなら:6・7万円~
2、便器を交換(撤去まで):10万円~
3、洗面化粧台の交換:ミドルグレードで15万円~
シャワー、人造大理石など、グレードの高いものを選べば30万超えも。
4、その他
タンクレストイレ6万円~
壁にエコカラット21000円/1平米~
床張り替え 通常シート4・5万円~(下地による)
床張り替え セラミックパネル10万円~

トイレリフォームの流れ

1、トイレリフォームを思い立ったら、ネットやリフォーム雑誌、ショールームなどまず情報収集を行い、どんなトイレ空間にしたいかをご家族で検討し合いましょう。

男子社員
ショールームなど、実物があれば実際に触ってみるのもいいでしょう!

2、現地調査では、排水・給水の位置、便器と排水管の距離、トイレ空間のサイズなどを調べます。

3、聴き取り調査後、具体的なリフォームプランを提案します。

4、見積もりが合えば契約

5、工事開始〜工事完了

トイレの悩みで一番多いのがトイレ臭

トイレの悩みで多いのが、どこからともなく漂うアンモニア臭。

臭いの原因・根本を知らないと何度リフォームしても同じ事を繰り返すでしょう。

男子社員
トイレリフォームを失敗させないためにも「臭いの原因」を把握しておきましょう!

トイレの臭いの主な原因

1、床と便器の隙間に尿や雑菌が侵入するため

男性の立ち小便の際の飛び散り、はみ出し、残尿の滴りなど、目には見えない少量の小便が毎日蓄積していきます。

女性の場合も便座と便器との間に尿がこぼれ、便器横を伝って床と便器の間に侵入します。(毛細管現象:水分が狭い方に引き寄せられる現象)

女子社員
表面を拭いても隙間に入ったアンモニアを消すことはできないからです!

2、尿がトイレの壁に飛び散っている。

女子社員
こちらも男性の仕業ね。壁には放尿の際に目に見えないくらいの尿の微粒子が付着しています!

壁と床の隙間やタイル目地に染みこむと臭いが消えません。

アンモニア臭の撃退方法

いかにも博士
アンモニア臭は酸性なので、アルカリのクエン酸で中和させて除去・緩和することができるんじゃ!

クエン酸スプレーの作り方
・クエン酸 25g
・水 500cc

スプレーボトルに入れて混ぜてください。

社長のオモダ
ご家庭でトイレの清掃が困難な場合、当社アイピーハウスはハウスクリーニングも業務としていますので、お気軽にご連絡ください!

トイレの悩み:水漏れやトイレのつまり

金具の接合部からの水漏れ:シール材の交換、接合部の錆びの交換で対処できます。

男子社員
トイレの頻繁に起こるつまりや下水のようなニオイが漂ってくるのであれば排水管の汚れや老朽化が考えられますので、一度点検をおすすめします。 

トイレの悩み:便器内の汚れ・タンク下や隙間のホコリの付着

家主
掃除してもすぐに付いてしまう水アカや黒ずみね。

改善策として、収納一体型トイレ(タンクレストイレ)へのリフォームはいかがでしょうか?

タンクレストイレのメリット

凹凸が少なく、ホコリが溜まりにくいので掃除が簡単。

圧迫感がなく、スッキリとした空間に変身。

・自動洗浄機能や消臭機能など、便利な機能が標準装備

汚れがつきにくい素材で、掃除の回数が少なくて済む。

・少ない水で洗浄できる節水タイプ

ハウスクリーニングでもトイレの臭いや汚れが落ちない場合は

男子社員
床や壁、便器との隙間など、定期的な清掃を施していても汚れが臭いや治まらない場合はやはりリフォームをおすすめします! 

トイレリフォームと言っても便座のみの交換から、タンクレスにしたり、床、壁、天井など、どこまでリフォームするかによって、かかる費用もピンからキリまでになります。

メーカー、価格とグレードなど、必要な機能など、ポイントを絞って快適な理想のトイレ空間の実現にむけて考えていきましょう。

トイレリフォームのチェックポイント

・壁の材質を変えて、根本から見直す。

女子社員
トイレ本体に注意が向きますが、床や壁などの材質や色合いも重要です!

壁のクロス:耐水・抗菌・防汚・消臭の機能付きのクロスがあります。
ホーローパネル(鉄板にガラスを焼付けたパネル)で継ぎ目なしで掃除が楽な壁に
エコカラット:調湿・脱臭機能でアンモニア・ごみ・たばこ・ペット臭を原因となる成分を吸着し脱臭・軽減

・高価ですが、防臭性・清掃性に優れた大判セラミックパネル
消臭機能付きのクッションフロアタイルは一番リーズナブルです
・トイレ専用の拭き取りやすい表面仕上げのフローリング

トイレの臭い

最新の機能で便器の汚れ・お掃除の悩みも解決!

最新の便器は少ない水量でしっかり洗う「トルネード洗浄(TOTO)」や陶器の表面の凸凹をツルツルにしたり、イオンパワーで汚れの吸着力を弱める「セフィオンテクトTOTO」、汚れが溜まる便器のフチをなくした「フチ内形状便器(TOTO)」など汚れない工夫が進化しています。

また、臭いの原因となる便器と便座との隙間も電動でリフトアップするので、しっかり奥まで掃除ができる「電動お掃除リストアップ(LIXIL)」や水道水を電解し、自ら除菌してくれる「きれい除菌水(TOTO)」などクリーンなトイレを長持ちさせる機能が満載、お手入れをアシストしてくれます。

トイレリフォーム費用の相場のまとめ

毎日使うトイレ。

なんとなく不具合を感じていても、そのままにしていることはありませんか?

トイレは使えなくなると一番困る場所です。まずは気になる点がないかチェックしてみてください。
トイレチエック項目

女子社員
いかがだったでしょうか?大規模なトイレリフォームの前にまずはハウスクリーニングの検討も視野に入れてください。!

今回はトイレリフォームの前に押さえておきたい「トイレのリフォーム費用の相場」「トイレリフォームのチェックポイント」「トイレリフォームの流れ」「トイレの臭いの主な原因と対処法」をお伝えしました。

クリーニングでも手におえない場合は計画的なトイレリフォームで快適な空間を手に入れましょう。

Loading